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トップページ>ブログ>デイリー デジカメレッスン

地域活動はなんと言っても記録と情報発信が重要。
活動するだけではなく、それをより多くの人に知ってもらい、共感してもらうことで関係者の志気もあがって、やり甲斐がでてくる、というもの。
そこで、気軽にサクッと写真を撮れるよう簡単デジカメレッスンを。というのがこのブログ。毎日少しずつポイントを紹介していきます。


 (1) コンパクトでも十分! 最新カメラはスゴイ

ということで第1回はカメラそのもの。
私もついこの間までは大きな一眼レフデジタルカメラを持ち歩いていたが何しろ重い。本体+交換レンズ、バッテリー充電器、予備のカード類、宿泊出張ともなれば、さらにノートPC持っていくわけでとんでもない荷物になる。ただ確かに思いとおりのいい写真が撮れる。しかし、つい3月に発売されたコンパクトデジカメを購入してみたら、、、。

これがいいのです。かっこいいGショック風にしようか、はやりのムービーが売りの機種にするか、あれこれ悩んだが、結局より一眼っぽい操作で、マニュアルの詳細設定ができるN社の最新コンデジに一目惚れ購入。ちょっと大きな携帯電話程度のサイズ。遠近対比の強い望遠写真は難しいが、その他は問題なし。何といってもカバンの中に違和感なく収まるのだから、いつも持ち歩けるし、かえって人物を気軽に撮影できる、というメリットもある。


 (2) 絶対覚える・電源・半押し・フラッシュ

カメラを調達したら、最低限マスターしなくてはいけないのが以下。

●電源の位置、電池残量の見方と対応
電源ボタンはどこか?
電池残量はどこにどのように表示されるか?

●シャッターボタンの位置 半押し習慣
さっそく カシャ! とするわけでシャッターボタンの位置と、半押ししてピントを予め合わせてから撮影する基本ワザをマスターしよう。この半押しを知らない人もけっこう講座で見付かることがある。ピンぼけ写真の原因はこれかあ〜、と納得。 半押しでピントをあわせた(半押しした)まま、位置をずらして撮影することをフォーカスロックなどと呼ぶ。

●モード選択とフラッシュのON/OFF
次にマスターすべきは、フラッシュのON/OFFなのだが、これはモードと一緒に覚えなくてはいけない。なぜならモードによってはフラッシュが自動でついたり消えたりしてしまうからだ。
メーカー、機種にもよるがたいてい、Aオート Pプログラム Mマニュアル マクロ(チューリップマークの接写)があるはずだ。 マニュアルならフラッシュは任意なので自由に設定できるが、その他ではフラッシュのコントロールはできない場合もあるので自分のカメラで試して把握しておこう。

フラッシュはなるべく使用せず撮影した方が仕上がりはきれいだが、逆光の時、きらっと光らせたい接写の花ビラなどはフラッシュがあった方がきれいだ。これらの判断はカメラ任せではいい写真が撮れない場合もある、またフラッシュ禁止の状況できちんと撮影できるようフラッシュのON/OFFを自由にコントロールできるようになることが必須だ。


(3)絶対覚える・撮影サイズの選択

デジカメだと、メニューボタンで撮影サイズが必ず選べる。用途によってサイズを調整できるようマスターしよう。 大きな写真はそれだけ、容量を占有してしまうので、撮れる枚数が減ってしまう、コピーしたり、プレビューするのにも時間がかかる。高品質の印刷仕事をしていないなら、低解像度で十分なので、適度なサイズで撮ろう。

●ブログやホームページ
小さいサイズで十分。結局PCの画面内に表示すればいいわけなので、それより大きく撮る必要はない。解像度の高い画面は1900ピクセル、昔のノートPCだと800ピクセル。撮った写真をトリミングすることを考えても横幅は2000ピクセルあればOK。 デジカメの設定でいえばSやMで十分ということだ。

●A4の印刷物
これはかなり大きく撮る必要がある。印刷の線数にみあったピクセルが必要だからだ。一般に印刷サイズ1センチに対して140ピクセル必要。 つまりA4判だと 21×29.7センチなので 2940×4158ピクセルになる。 
※本来の計算式は違うが、わかりやすくするため上記係数を使用。
 プロの計算式はこちら 印刷サイズ(センチ)÷2.54(インチに変換)×350(印刷機の解像度)=必要ピクセル数(21センチの場合、2,893ピクセルとなる)

●家庭用プリンター
機種により異なるが、上記の係数の 140 のところを 78 程度で計算すればよいので印刷所へ頼む場合の半分でよいことになる。

↓より詳しく知りたい方はこちら
http://www.tezuka-factory.com/design/04_workshop.html


(4)絶対覚える・圧縮設定・保存形式

(3)と一緒に覚えないと意味がないのが、この圧縮の設定。
圧縮とは、データ容量を軽減するために撮った写真の画質を落として写真1枚あたりの色数などをカットすることだ。なので以下のように認識をもってほしい。

  圧縮率が高い=低画質   圧縮率が低い=高画質

詳しくない人がデジカメを触ると、たいがい大きな解像度で高圧縮設定をしている。 解像度の大きさ=美しさ と勘違いがしている人が多いのだ。 実際に使いやすいのは、そこそこのサイズで高画質。 つまり撮影メニューの設定は、Fine(機種により名前が違う)の JPG形式の最高級画質が使いやすい。

さらに高画質なのは、圧縮を一切しない生データ、つまりRAW というファイル形式で保存することだが、汎用性の低いファイルで自由に見たりすることだできないケースがあるので注意。
WEBの仕事や、普通の印刷物用なら JPG形式が手頃。


(5)絶対覚える・目的に応じたフレーミング(イベントの様子など)

ワンランクを上を目指すなら次はフレーミング。何となくかっこいいアングルで撮れればそれでいいと考える人も多い。もちろん何カットも使えるならそれでも良いだろう。
しかし、限られた枚数でイベントの様子など伝えるためには、最初から目的別にどんな写真を何枚撮るか、考えながら撮影したい。
例えば特殊な授業の様子を撮って欲しい、と言われたら漠然と撮らずに 何を何枚で伝えるのか? を考えから撮ろう。

例えば・・・
1枚目:授業全体の写真
2枚目:授業の内容そのものがわかる具体的な写真(教材や、手元など)
3枚目:生徒の表情(真剣に取り組んだり、楽しんでいる表情)
4枚目:そのほか

また全体の様子を撮る時などは、自ら撮る位置、高さを工夫して自分が動くことを習慣にしましょう。

写真上) 児童の真横から撮影(腰をかがめて)
写真下) いすに上って撮影(イスに立ち、さらに手を伸ばしてファインダーを見ずに撮影)


(6)絶対覚える・建物のフレーミング

フレーミングで気にして欲しいのが水平・垂直だ。
特に気になるのは建物の外観や、店の内部など。 外観を撮る時、メイン被写体に対して垂直をチェックし、さらに垂直であることを印象づけるため地面から撮ることも重要。垂直に撮れていても、地面から写っていないと不安定な印象を与えてしまうこともある。
特に店舗の外観写真は店のセンス、造作など表現したいことはたくさんあるが、可能な範囲で隣接する周囲も一緒に映すことで街のなかにおける被写体の雰囲気も一緒に伝えることが可能。
ただし同じ建物を被写体とした場合でも、説明用でなくイメージ的な写真では、見てくれ優先で撮影すると面白い写真が撮れることもある。たとえば高層ビルでは縦位置でカメラを斜に構えると摩天楼イメージが表現できる。